【読書(12月)】 やっぱり「池上ワールド」

久々の日記。忘年会が続いた去年末からさぼってました。でも、読書はそれなりに続けてましたが・・・・残念ながら目論見通りには進まず3冊止まり。しかし、全て池上永一作品(笑)。完全に池上ワールドの住人ですね。
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35. トロイメライ 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6573251/
「テンペスト 外伝」と呼べないことはないが、同じ時代の那覇を舞台にした作品です。面白いのは、各短編にテンペストの主要登場人物がそれなりの役割で登場し、テンペストと同期するところ。テンペストを読んだ後だと、一層面白く読み進めることができる作品です。
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36. 風車祭(上) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222872/
37. 風車祭(下) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222873/
「テンペスト」「トロイメライ」で完全にハマってしまい、ほろんど思考停止の状態で、ポチってしまいました。(池上永一の)出身地である石垣の文化、伝承をベースとした作品で、中盤あたりに多少もたつき感はありますが、後半の畳み込みには勢いがあり、ラストの部分では思わず涙が・・・・。神々との向きあい方、その歴史、さらには「マブイとは何か?」を語りかけています。まぁ(私の出身である)首里、那覇とは異なる文化であったので、前2作品とは引き込まれかたは異なりますが、勉強になる作品でした。
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