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首里城スナップ集 ~テンペストの世界へ~

テンペスト」に感化され、とうとう年間パスポートを購入し、帰省時には散歩がてら必ず登城する首里城。小説の舞台で見つけたテンペストな世界をトップページにしました。撮りためた写真を含めて、気ままに更新しますのでお楽しみに。。。

*2011/6/25 久々に首里城に行ってきました

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やぎの冒険(2011/1/19 exblogで公開) *引越記事

テンペストの勢いでもないが、オールナイト宴会でもご一緒させいただいたI出プロデューサーをはじめとした方々の影響もあり、本日鑑賞して来た。

感想は。。。一言で言うと「真っ直ぐな映画」です。

14歳のウチーンチュの目から見た沖縄がしっかり描かれています。那覇からヤンバルまでの風景の移り変わりや、海だけではなくヤンバルの森や川(源河川?)の美しさが際立っていたのは、きっと彼の経験と価値観によるものだと感じました。

また、我々が日常に使ううちなーグチ(方言ではない)にも笑ってしまいました。まぁ、ところどころ「字幕が必要?」と思えるところもあったくらいです。でも、観客もそれなりに笑っていたので大丈夫だった(分かった)のかな?

沖縄でも都市部では失われつつある沖縄の「普通」や「日常」を池袋のスクリーンで観るコトができたのは、妙な気分です、もしかすると、監督と同年代の若者?が観ると、また違った感想があるかも知れないなぁ。。。。中学生や高校生の感想を聞いてみたいものだ。

テンペストに続き、是非とも沖縄からの新しい風(嵐?)を全国に吹かせて欲しいものです。
みなさんも映画館に足を運んでください。

http://yaginobouken.jp/

自称「やぎの冒険」応援団東京支部団員なのでありました。。。。汗

カフェくるくま

先週、沖縄に帰った際に久々に行ってきた。カフェくるくま

 

那覇から南東方面に向かい、まぁ1時間弱ってところ。公共交通機関でのアクセスはちょっと厳しいので、車(自家用車、レンタカー、タクシー)が必要です。

今回は、斎場御嶽を回った足で、遅いランチ(15時ごろ)に立ち寄った。斎場御嶽からだと10分程度。このコースだとニライカナイ橋を通ることもできるので、観光にはお薦めです。

ここは、ハーブやスパイスの効いた料理が有名。今回は、5唐の「レッドポークカレー」を注文!

確かに辛い!でも、スープ系カレー?なせいか、結構イケます。額に汗しながら完食!個人的にはお薦めな一品です。で、娘が注文した「なんくるカレー(台風カレー)」は、同じ5唐ながら、後から追いかけてくる唐さ。こちらは、結構効きます。魚料理は唐さと言うよりハーブが効いてて、こちらも絶品です。

料理の後は、テラスに移動して海を見ながらデザート。ハイビスカスジュースを注文。お味は。。。ハイビスカスです。シロップを多めに入れましたです。。。ハイ!

ちょっと肌寒い薄曇な天気だったのがちょっとだけ残念でしたが、満足な時間を過ごしたのでありました。ちなみに、店内には試飲用の「ノミ」がありますので、ご興味ある方はお試しください。こちら、コメントは差し控えさせてもらいます。

テンペストの世界~斎場御獄~

聞得大君が納め、最も神聖な場所とされていた「斎場御獄(せーふぁーうたき)」に足を運んでみた。

【沖縄県南城市のホームページ】
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/2/1812.html

本島南東部に位置する「斎場御獄」は、首里から車でおよそ30分程度。王朝時代には、ここを歩いて通ったと思うと、聞得大君はじめとするノロの苦労は大変なものだったんだろう・・・と勝手に想像してしまう。
観光地として整備されたので、入場料(大人:200円、子供:100円)を払えば、誰でも入ることができるのだが、当時(王朝時代)には男子禁制の場だったので、拝むどろこか立ち入りさえできなっかったんですねぇ。。。

全体に高い草木が覆って薄暗く、なんとなくヒンヤリと感じる。なんとも厳かな気持ちになります。

幾つかの神聖な場所があるなかで、三庫理(サングーイ)は特に有名。実際に行ってみると、その大きさに圧倒される。また、拝所(ウガンジョ)からは見事なまでに久高島を見ることができることに感動。ここから見ると、春分(秋分)の日には、久高島(真東の方向)から太陽が昇ってくるという、誰かが計って作ったような場所。ほんと、凄い。。。。

テンペストの世界を追いかけて、首里を飛び出しての第一歩。これからも御獄、グスクを訪ねて回ってみようと思う。読む→知る→見る→感じる。。。もっともっと、多くを見て感じたいと強く思うのでありました。

新年は首里城から

2011年がスタートした。思い起こせば去年も色と、楽しかった事、嬉しかった事、そうではなかった事と色々とあった。まぁ、でもこうして元気で新年を迎えられたので、ヨシとしよう。
今年も、まずは心身ともに健やかに一年を過ごしたいと思う。
さて、そんな我が家の1年のスタートは(首里の)近所からの初日の出を拝むことから始まる。

まぁ、ここ数年の恒例なんだが、きちんと太平洋から昇る初日を拝ませてもらったことがない。毎年、雲が多く、その切れ間から顔を出してくれる程度。

・・・と言うわけで今年も例年と同じく、雲の切れ間。さらに今年は格別に雲が多く、こんなんでした。

例年は、そのまま近所のマックでコーヒーを飲んで、冷えたからだを温めるのだが・・・今年はチト違う。なんといっても「テンペスト」で首里城に目覚めてしまったので、ドライブスルーでマックモーニングを買い(やっぱりマックかよ!)移動の車中で朝食を済ませ、帰宅したその足で首里城へと向かった。目的は「新春の宴」
http://oki-park.jp/shurijo-park/event/shinshun.html

8:25の奉神門ウケージョー(御開門)に間に合わせるため、新年早々自宅から小走りで向かった。ギリギリセーフ。毎朝の儀式らしいが、新年一発目は、やはり(気持の入り方が)違うでしょ!?

とても寒いなか、予定通り全ての儀式を見ることができた。大満足!

今回は、2回分の入場料金(1,600円=800円×2回)を支払って「年間パスポート」を購入した。ははは、これで何回でも有料区域に入れる。鎖之間(さすのま)の300円の喫茶サービス(お茶+御菓子)も気に入っているので、これから300円で楽しく散歩ができるのだ。
しかし、何でもいいが、とにかく寒かった。太陽が顔を出さず、風が吹き抜ける御庭(うなー)は特に寒かった。儀式のエキストラの方々、ご苦労様でした。

翌日は下之御庭(しちゃぬうなー)で琉球芸能を楽しむ。

この日も寒かったが、前日(元日)の教訓があったので、少し厚着したので大丈夫。でも、実際には少し暖かくなっていたように思える。また、パスポートを持っていたので威張って有料区域へ入った。これって結構優越感あるもんですね。。。ははは。。。汗
#結局、北殿の売店で「新垣ちんすこう」をお土産に購入したのでありました。

今年は首里城だけではなく、周辺の御嶽についてももう少し勉強しながら廻ってみたいと思う。まだまだ、知らないことだらけの沖縄の歴史。諳んじるまでは行かないにしても、きちんと理解し、これから次世代に対して残すべきモノとコト、伝えるべきモノとコトを自分自身の中に取り込むことを目指したい。そして自分ができることを見つけ、きっちりとやれる一年にして行きたいと思うのでありました。

まだまだ「テンペスト」の余韻冷め止まぬまま、暴走的に沖縄への思いが走り続けているのでありました。

今年も一年、元気出して頑張りましょう!

首里文化祭 (現 琉球王朝祭り首里)

首里文化祭・・・どうも「琉球王朝祭り首里」と言う名前には馴染めない・・・のメイン行事の一つでもある「古式行列」を見てきた。
http://syuri-sinkoukai.com/

新聞によると14時にウナーを出発して、守礼門から龍譚前を経由して最終地点である鳥堀に向かうとのこと。見易い場所を確保しようと、自宅を13時過ぎに出て予定通りに公民館前に座り込み、行列の到着をワクワクしながら待つ。

しかし。。。行列は来ない。14時半頃には来るだろうと期待したが、なかなか来ない。待つ事約1時間。ようやく到着した行列が100m程先に見える。やったネ!と身を乗り出して写真撮るベーと身構えた・・・その時・・・座り込んでいる我々の視界を数人の群が完全に塞いでしまった。

何?
「県知事選挙に立候補している○○です。よろしく!」って我々のように沿道で座り込んでいる見物客と握手しながら選挙活動している。それも完全に行列方向から・・・・。本人も無神経だが、周囲は旗を持って突っ立っている。おまけに「応援の○○です」ってのもついている。なんで今来るかね~(怒)
お祭りの場での選挙活動も構わないが、こちとら小市民は行列を楽しみに待っていたわけなので、邪魔するのはやめて欲しかった。せめて、あと10分早ければ「頑張ってください」なんて愛想の挨拶のひとつもできたものを・・・「住民感覚が無い」と言われても仕方ないでしょうね >○○さん

まぁ、そんなんで折角の楽しみに水を差されてしまったが、華やかな行列そのものはしっかり楽しむことができた。


ustream 動画はこちら↓
http://www.ustream.tv/recorded/10609798
http://www.ustream.tv/recorded/10609839
古式行列の後は、諸々のパレード。その中でも楽しみなのは、旗頭と獅子舞。龍譚前と芸大入口、それと首里支所前で演舞を披露してくれた。
【旗頭(どこのだったか・・・)芸大入口】

【末吉の獅子舞 首里支所前】

夕方から首里中学校で旗頭が勢揃いするらしいし、龍譚ではナイアガラ(仕掛け花火)がある・・・だけど残念ながら、思いっきり後ろ髪引かれながら翌日の仕事のために江戸に戻ったのでありました・・・涙

首里文化祭は規模は小さいけど、地元の祭りとして首里の人間(すいんちゅ)の楽しみの一つになっている。なんと言っても歩いて行けるのが良い。会場ではほぼ間違いなく、知人・友人に出会うことができる。数年ぶりに会って「元気か!?」ってのがイイよね。

確かに「行列はいつ頃くる?」とか「旗頭は何時から?」などがわかるようにして欲しいなんて運営上でもう少し改善して欲しい点は多々あるが、そこは首里。「慌てない、騒がない。。。もうじき始まるよ」ってな感じなんでしょうね。それはそれでOKです。逆にあまりキチキチーとすると「らしさ」がなくなっちゃうかも知れないですね(笑)

こんな素晴らしい祭りをいつまでも残して欲しいと思う、江戸住まいのおやぢでありました。

首里城祭(夜の部)

有料エリアをゆっくり堪能した後は、夜の部に備えて一旦自宅に戻り、仮眠(昼寝とも言う)。夜の楽しみには「万国津梁の灯火と世界遺産の宴」。

守礼門周辺から龍譚、当蔵にかけて、通路を50cm程度の短い間隔でキャンドルが並べられていて、幻想的な様相を作り出している。きれいだ!(街灯も消えていればさらに綺麗だったと思う)

龍譚を一周した後は、西のアザナから那覇の夜景を楽しむ。うーーーん(どっかのCMじゃないが)贅沢だ!
しかし、こうやって見ると首里から一望する那覇の細かな灯は、宝石を散りばめたようで綺麗なんだが、新都心(おもろまち)周辺だけが際立って異質の明るさだ。。。。しゃーないか。。。な!?

さて、そろそろ。。と、帰ろうとしたところで、旗頭が守礼門方向に運ばれて行く。終わった?始まる?ともかく追いかけてみると、バッチリ演舞が始まるところ。チョーーーッ、ラッキィーーーー!

この演舞はプログラムに載ってない。ゲリラ?気まぐれ?まぁ、どうでもいいが、夜の守礼門前での旗頭は絵になる。何でもイイが、とにかく素晴らしい!やっぱり首里(那覇)は旗頭だよね。エイサーとは違った勇壮さが大好きです。

夜の首里城も綺麗。このライトアップされた美しさだけは、当時は見ることができなかったものだよな。

と言うわけで、夜も昼も首里城を楽しんだのでありました

首里城祭(昼の部)

11月3日は「首里文化祭」の日。最近は「琉球王朝祭り首里」と名前を変えたようだが「首里文化祭」は首里文化祭!と言うことで?月曜、火曜と(かなり)強引に仕事を休んで里帰り。
http://www.naha-navi.or.jp/syuri_bunka.html

首里文化祭とは別に首里城では「首里城祭」などと言うイベントもやっているので、散歩がてらイベントを覗いてきた。
http://oki-park.jp/shurijo-park/event/festival.html

「テンペスト」のおかげですっかり首里城に取り憑かれて(?)しまい、今まで興味を持たなかった冊封使行列と冊封儀式(800円を払ってウナーに入る)も真面目に見た。・・・それなりに感動。
ただ、正殿の漆塗り替えが途中だったのがチト残念だったが・・・ね。

確か何度か入ったはずの南殿、正殿だけど、殆ど記憶に残っていない。やはり、興味を持って見るのとそうでないのとの違いは大きい。今回は展示物一つ一つを真面目に見て、改めて感心した次第。

お薦めは2年程前に完成した「書院・鎖之間と庭園」。その造りもさることながら「鎖之間」で味わうお茶(さんぴん茶)とお菓子(琉球菓子)は有料(300円)だけど、簡単な説明(ガイド)がついた上に茶器、風景も十分に楽しめます。入園料(800円)を含めて1,100円で「お茶菓子つき」と考えれば、高くはないと思う。また足を運んでみたいと真剣に思った。

正殿の玉座もよかったが、テンペストにも登場する「おせんみこちゃ」を確認したのも喜びの一つ。女官たちの生活の場所であった後之御庭(クシノウナー)周りが復元されると、さらに楽しみが増えるんだろうな・・・。

「テンペスト」の主人公である孫寧温の執務場所であった北殿は、資料館兼売店。そうだっかなぁ・・・と思いつつ、展示物を真面目に確認した後にトイレに行くと。。。。お洒落でないですか。有料区域(ウナー)に入ったらぜひトイレにも立ち寄ってみてください(笑)

しかし、ここのところ沖縄に帰る度に首里城だな。ははは。沖縄を(単身で)はなれる前にもっと勉強しときゃ良かったな、と思う今日この頃でありました。

<夜の部へつづく>

沖縄雑記

先の福岡編に続き、沖縄のネタ

土曜日
昼頃に到着すると空港は修学旅行生でいっぱい。そうか、シーズンなんだな。。。また、感じたのは、風が心地良かったこと。やっぱり沖縄はいいなぁーーー。修学旅行の生徒も楽しんでくれるとイイナ。

のんびりできるかと思いきや、何でも娘を沖縄市まで送らないといけないとな・・・なんでも「シエナ・ウインド・オーケストラ沖縄公演」の公開リハを見に(聴きに?)行くとな・・・うらやましい・・・。
http://sienawind.com/concert/schedule/post-64.php
※コンサートの模様は↓
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-168954-storytopic-6.html

1時間程度の時間潰しに、コーヒーでも・・・と、近所の喫茶店のマスターに紹介された「珈琲専門店 原点」まで足を運ぶ。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4703/A470301/47001808/
ここは、メニューが無く「Hot or Ice」のみです。ホットは4種類(って言ったかな?)のブレンドで、アイスは6時間(って言ったかな?)かけての水出し。どちらも500円で、好みはあるにせよ、味は間違いないです。

せっかくだから・・・と、有名なチャーリータコスでタコスとハンバーガーを買って帰り、自宅で楽しんだ。
http://r.tabelog.com/okinawa/A4703/A470301/47000033/
※タコスはビーフとチキン、ツナの3種類で、今回はビーフとチキンを食べ比べしてみたが、個人的にはビーフがイイナ。

夜は、近所の居酒屋に出かける。番屋。
http://www.naha-town.com/review/nh020113

ここは、野球好きの人達がグループで飲んでいることも多い。土曜日も7~8名くらいで野球談議で盛り上がっていた。メニューも豊富です。

実は、焼き鳥を食べようと飛猿に行ったのだけど、満員で入れなかった。22時過ぎてたんだけど・・・それで行く先を変更して番屋したのです。
http://gourmet.suntory.co.jp/shop/0988862658/index.html
ここは、焼き鳥が旨い。丁寧に焼いている感じが良い。

日曜日
ダラダラと寝ていたら、起こされた。家族それぞれに予定があるとな・・・。仕方ないから、散髪するぞ・・・と思い、近所の床屋に予約の電話を入れるが取らない。???30分たっても同じ。???1時間・・・。あれっ?
仕方なくTVニュース見てると「住宅街で爆破処理 首里の不発弾 国内初」なんてのが、流れた。またもや、あれっ、近所じゃん!新聞で避難地域確認すると、徒歩3分くらいのところまでが対象エリア。なんと、床屋もギリギリな場所。こりゃ、きっと休みじゃーーー。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-18_11241/

娘をコンサートに送り届け、暇だったんでサンエー経塚シティーに立ち寄ってみた。
http://www.san-a.co.jp/tenpo/sc/kyozuka/top.asp
ここは、色々な店舗が入っている割に、込んでいないのがイイネ。
せっかくだったんで、A&Wでモッツアバーガーとチキンナゲットをゲットする。個人的には、A&Wのハンバーガー(特にパティー)が美味しいと思うのであります。

月曜日
この日は朝からまじめにお仕事。でもやっぱり19時ごろから宴会!さかなや道場
http://r.gnavi.co.jp/f302614/
おじさん達にとって、刺身=魚が中心メニューで安いのが嬉しいお店です。

それと・・・ファミリーマートで売っていた(きっと)沖縄オリジナルなドリンクです。シークヮサードリンク。

火曜日
午前中は、前日のお酒の影響でやや不調ながらもきちんと仕事をしました。午後の予定が空いたので、迷うことなく便を早め、江戸に戻ってきた次第です。。。。

沖縄再発見(首里城)

最近流に言うと・・・一冊の本にインスパイアされて・・・ってことになるのだろう。今まで、ほぼ!全く!勉強したことがない、琉球の歴史を学びたくなり、その作品の舞台となっている首里城を散策してきた。

その一冊とは・・・「テンペスト(池上永一著)」
http://www.kadokawa.co.jp/tempest/
(ただ今単行本第二巻を読んでいます)

まぁ、本の内容はともかくとして・・・昨日は天気も良かったので、自宅から約20分程度しか離れていない割りに、2~3度しか行ったことのない首里城に「テンペスト」の巻末付録の「首里城見取り図」のコピーを片手に出かけたのでありました。

実は、首里城についても良く理解しておらず、正殿とウナー(御庭)程度しか知らない。もちろん琉球の歴史そのものについても、その程度のレベル。全く、お恥ずかしい次第です。今回は、今まで全く耳にすることもなかった、テンペストに登場する「京の内」を目指した。

モノレール首里駅から首里城に向かう途中にある「上の毛公園」を通り、城壁沿いに正門である歓会門を目指す。「上の毛(イーヌモウ?)公園」は、キリスト教短期大学が設置されていた時代には足を運んだが、首里城公園として整備されてからは初めて。城壁と那覇の町、そして首里の緑を同時に楽しめるのが良いですね。ちょっと遠回りになるが、せっかくなのでしっかりと公園全体を楽しみたかったので、歩いてみました。

城壁沿いを歩き、久慶門を左手に見ながら、歓会門から漏刻門、広福門とくぐり、下之御庭に出る。ここで左手の御庭には向かわず、石垣で仕切られた正面の森に向かう。ここが目指す「京の内」。石垣の右手、左手どちからでも入れるが、順路は右と印されている。宗教の世界を司る聞得大君により管理された聖地・・・と本からの知識だけでも何となく厳かな雰囲気を感じる。

さらに、西の端には「西(イリ)のアザナ」と呼ばれる展望台があり、那覇の町だけでなく、慶良間までをも一望できる。首里城が高いところに建てられていると言うことを実感できる。生憎の曇り空だったので見ることはできなかったが、晴れた日の夕陽は素晴らしく綺麗だと息子っちが言っておりました。何とヤツはこの場所を知っていたんですね。。。。父、完敗です。

一回りして、下之御庭に戻ると「舞への誘い」と言うイベントで、琉球舞踊が演じられている。これもしっかりと楽しんできた。
http://oki-park.jp/shurijo-park/event/calendar-2010-10.html

今回は、本からの予備知識を持って、復元された首里城をしっかりと楽しめた気がする。そもそも、沖縄、さらには首里の人間である。加えて、首里城が復元される以前に設置されていた大学で学生生活を過ごした時期があった者としては、もう少し早くから学ぶべきだったと反省もしている。これからは、できる限り時間を使って琉球の歴史を勉強しないといけないですな。

それにしても、たった一冊の本によって、意識が変わるものですね。凄いなぁ。。。池上永一さんに感謝です。

。。。単行本の第三巻は10月25日、第四巻は11月25日の発売です。うっ。。今週中に第二巻を読み終えてしまいそうだ。。。まずい。。。